環境!ECO戦士ソラソーラー  
 
HOMEECO戦士ソラソーラー地球が大ピンチ太陽光発電オール電化お問い合わせサイトマップ
   
   

降りそそぐ酸性雨

降りそそぐ酸性雨

大気汚染が原因の酸性雨が、今地球上で深刻な問題になっています。
酸性雨による被害は、まず河川や湖沼にあらわれます。 プランクトンや水生植物が姿を消し、これらを餌にしている魚も当然減少していきます。 水中が強い酸性になると、魚はエラの機能を損傷し呼吸困難となって死滅していきます。卵も孵化できません。 現在、多くの河川や湖沼が酸性化し、水生生物が死滅するという被害が出ています。
土地の酸性化は森林の死をまねきます。 土壌中の酸を打ち消す中和作用が働かなくなると、酸性度が強まり微生物やミミズなどが死滅してしまいます。 腐葉土を分解し肥えた土壌をつくり出す役目をもつ微生物の死により、樹木の生育が阻害されていきます。 酸性雨が直接植物の葉・幹・枝などに付着し、樹木を痛める場合もあります。
歴史的な遺跡や建造物もまた、酸性雨の被害を受けています。 特に大理石製や銅製の歴史遺産の多いヨーロッパでは、その被害は深刻です。 大理石製の古代の彫像などは、酸性雨によってぼろぼろになってしまい、銅製のものは腐食してしまいます。 アメリカの自由の女神像の銅板も、酸性雨の影響で腐食が進み大修理が行われました。
現在欧米における酸性雨問題は、局所的な公害問題ではなく広域に広がる環境問題として深刻化しています。 酸性雨の原因となる汚染物質は発生した付近だけでなく、上空の気流に乗って何千キロも移動し、国境を越えて広い地域を汚染していることが明らかになっています。 かつて対策として煙突を高くすることが行われましたが、それによりむしろ、より上層の大気にまで煙が届くことになり、汚染物質が発生源から遠く離れた国々に運ばれていくこととなりました。 特に旧西ドイツ・シュバルツバルトの「黒い森」とよばれる森林では、50%以上が酸性雨による被害を受けています。 植林により回復を試みようとしましたが、土壌が酸性化しており荒廃は進むばかりです。 ノルウェーでは3分の1もの湖沼において、魚が死滅してしまったといわれています。





地球のSOS一覧HOME